
日本列島の南西方向にあたる沖縄県は、北緯27度から北緯24度にまたがる広大な海域に飛石のように点在する島々からなりたっています。それは距離にして約 1,200km、なんと東京から九州までがすっぽりと入ってしまうほどの広さです。
また日本の最南端と最西端も沖縄にあり、最南端は熱帯地域との境界にあたる北回帰線にほど近い“波照間島”。最西端は“与那国島”で、ここは国境の島として知られており、お隣りの台湾とはわずか101km(航空距離)という近さ。天気のいい日には西の水平線上に台湾の島影を見ることができます。
沖縄県の位置する同じ緯度の範囲には、台湾、ハワイ諸島の北部やカリフォルニア半島、フロリダ半島などがあります。
県内の島々の総数は大小あわせて60余り、これらを大別すると、沖縄本島を中心とした沖縄群島、宮古島を中心とした宮古群島、そして石垣島を中心とした八重山群島の3つに分けられます。こうした島のうち、人が住む島は46。沖縄本島、宮古島、石垣島に人口が集中しています。
総面積は約2,266km2。これは佐賀県や神奈川県とほぼ同じで、47都道府県の中で44番目に大きい広さです。ちなみに沖縄本島の面積は 1,201km2で、日本では四国に次いで5番目に大きい島。長さは135km、幅は一番太いところでも28kmしかなく南北に細長い形をしています。
世界地図の上で見る沖縄は、東シナ海、太平洋との境界線となるだけではなく、北は朝鮮半島、日本本土、そして南は台湾をはじめとしてフィリピンやインドネシアまでをもカバーするエリアの十字路にあたる位置を占めています。

このために沖縄の海外交易の歴史は早くから始まり、とくに盛んとなった15世紀~16世紀の貿易時代以前から、島の人たちが「海の向こうから幸せ(富)がやってくる」というニライカナイの信仰を持ち、海洋民族として活躍してきたのもうなづけるものでしょう。
しかし、こうした地の利が裏目となり第二次世界大戦では、日米両軍の激戦地となってしまいました。戦後も引き続き太平洋のかなめ石として、広大な米軍基地が依然として残るなどの問題も山積しているのです。
亜熱帯海洋性の気候と暖かい黒潮の海に恵まれた沖縄では、さまざまな動植物や海洋生物を豊かに育んできました。目のさめるような美しい極彩色の魚たちが泳ぐ沖縄のサンゴ礁などは、その種類の豊富さと雄大なスケールにおいて世界有数の海域として注目を浴びています。
また、長い間の海面の上下や地殻の変動などにより、現在のような島々が形成されてきたといわれる沖縄では、他府県には見られない珍しい動植物が残されています。なかでも西表島のジャングルは「日本最後の秘境」とも呼ばれるほどの原生林を保っており、そうした中でひっそりと生きのびてきた動物たちには珍種や新種も多く含まれています。
これらは沖縄が“生物の豊庫”ともいわれる由縁でもあります。こうした気候風土の中で育てられる沖縄の主要農産物はパイナップル、サトウキビや花、野菜、また牛や豚を中心とした畜産も盛んです。水産業では沿岸、遠洋漁業ともにありますが、養殖魚業も次第に多くなってきています。
亜熱帯性の豊かな自然に囲まれ、壮麗な琉球王朝の文化遺産を残す沖縄。現在では年間412万人を超える観光客を迎えており、今後もますます観光立県として脚光を浴びていくことが予想されます。
*2005年度500万人突破!!
参考資料:那覇市経済観光部観光課
こんな感じで毎日悪戦苦闘しておりますが、今後とも宜しくお願い致します。